レイ:開幕から縁起でもない事を言うで無い、コスモス。
『ジャム』だなんて、このアジトを開設するまえは戦場に立っていた身としては……
コスモス:それは『弾詰まり』の方のジャムでしょう。
今日行ってきたのは、『鉄道模型コンベンション』の方のJAMですよ。
コスモス:で、お目当てはもちろん、このアイマジック社のブース。
アイマジック社の中の人にお会いして、色々とお話を伺うのが今回の作戦の目的です。
レイ:そうか…… で、結果はどうだった?
コスモス:今回お尋ねしたのは、資料写真関連と私鉄車輌VRM化についての二つ。
まずは私達のワイフワークでもある、資料写真関連です。
アイマジック社の中の人に話を聞いてみた事を箇条書きにしますと……
・資料写真はどんなピンボケでもOK。鉄道写真の部位が写っていればとりあずOKとの事。
・細部の撮影に明確な定義は無いとの事。
(停車時間中に手当たり次第撮影するのは、アイマジック社の方も、私達も一緒らしいです)
・使用レンズにつきましては、アイマジック社は広角一本で全ての撮影を行っているとの事(側面写真撮影の為)
新幹線でも広角でねらっているそうです。
・前面写真はそこまで重要ではないとの事。
大事なのは側面と屋上機器。
・撮影と一緒に、アイマジック社は音も録音しているとの事。
とりあえず、どんな音が出ているかが分かればノイズだらけでもOKとの事。
・アイマジック社の地元である江ノ電についてはどうにか資料を確保できているみたいですが、同じ首都圏でも都電辺りになると守備範囲から外れてしまうそう。
コスモス:と、こんな所でしょうかね。
レイ:ピンボケ写真でも資料価値はあるという事が聞けただけでも、大きな収穫だったな。
もちろん、きちんとピントが合った写真が送れればそれにこした事は無いが、これでピンボケ写真に過度にショボーンする事も無くなるな。
コスモス:ですねぇ。
あと、江ノ電さんの資料写真については何とかなると仰られていましたので……
これで正式に、『資料写真が撮影できた』ものとしてカウントできます。
レイ:カウントというと……ああ、路面電車補完計画の事か。
で、コスモスよ。私鉄車輌VRM化についての動向はどうだった?
コスモス:はい。
まずは私鉄車輌ではありませんが、『あさぎり』として小田急線内に乗り入れていた、JR東海の371系のモデル映像が公開されていました。
いつリリースするのかは分かりませんが、そう遠くないうちにこれはVRM上で走らせられる事でしょう。
レイ:そうか…… 371のリリース自体は前々から発表されていたから、これは購入せねばなるまいな。
一応、ロマンスカー一族としても使用可能な車輌だからな。
コスモス:はい。
他には……
・371系ではない『あさぎり』(つまり、小田急20000形RSE)についてはまだ交渉中の事。(=まだリリースされるかどうかは不明)
・私鉄会社側からも、VRM製品化のオファーもいくつか来ているらしい。
・江ノ電については『リリースが遅れている』と仰られていたので、いずれはリリースする可能性が大
・京都の叡電あたりに関心を示していた。
コスモス:こんな所ですかね。
レイ:そうか……
さしあたり、現時点でリリースするの可能性が一番高そうなのは江ノ電か。
コスモス:小田急さんとの交渉が上手くいけば、RSEや他のロマンスカー一族、さらには通勤車もリリースできますから、上手く行く事を祈りたいですね。
コスモス:今回は聞きそびれてしまいましたが、VRM4でリリースされていた50000形VSEも、そろそろ最新のVRMで走らせたいですし。
あと、鉄道会社側からもアイマジック社にVRM製品化のオファーが来ているそうですが……
これについてもまだどうなるかは、今の所全くの未知数ですね。
レイ:そうか。その鉄道会社側からのオファーが通れば良いのだが……
(通れば、それだけ私鉄車輌のバリエーションが増えるからな)
所で話を聞く限り、アイマジック社は京都方面……特に叡電辺りに関心を持ってるそうだから、その資料写真を送ってあげると喜ぶかもしれぬな。
コスモス:ええ、そうですね。
それと、今度から私達の方でも音集めをしておきましょうか。
1回の訪問で全車種の音を録音するのは難しいと思いますが、せめてメインターゲットの車輌だけでも。
レイ:だな。
こんな事もあろうかと、京急や函館市電などの音は少しだが在庫があるから、今度資料投稿する際にもアイマジック社に投稿するとしようか。
コスモス:準備がいいですね、レイさん……でも、それがいいと思います。
コスモス:……以上、大雑把ではありますがJAM訪問レポートを終了させていただきます。
来年行くかどうかはわかりませんが、時間が許せばまたいきたいと思います。
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