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レイ:? 何だ、ソルよ ソル:鉄道模型シュミレーター、通称『VRM』の開発元であるI.MAGIC社は、鉄道写真の資料を常に求めていると、前々回の記事で仰られておりましたよね。 レイ:ああ、そうだが ソル:具体的には、どのような写真を送ればよいのでしょうか? 資料を撮影するにしても、具体的なターゲットが無いと撮影ははかどりませんし・・・・・・ レイ:そうか・・・・・・ まだ、その話はまだだったな。 とりあえず、ここでは花形である鉄道車輌の写真を例に、重要な撮影ポイントをさらっておくとしよう。 1.車輌側面 これは、主に床下機器の配置や形状を確認するのに重要になってくるそうだ。 VRMに触れた者ならお分かりのように、VRM車輌のディテールは結構細かいからな。 上の西鉄3000形の写真のように、『障害物が無く、1両すっぽり真横から収まっている写真』というのが理想だが・・・・・・ 鉄道会社によってはこのような綺麗な側面写真が撮れない事もあるため、I.MAGIC社曰く多少、金網などの障害物が被っていたりしても良いそうだ。 当然ながら車輌の左右では床下機器の形状は異なる事が多いため、この車輌側面の写真は『左右両方』必要になってくる。 また、編成の各車輌毎に床下の形状は異なるため、編成の全車両を撮影する必要がある。 西鉄3000形の5両編成の場合、必要となってくる側面写真の数は『5両×2(左右)』、合計『10枚』だ。 2.屋上機器 これは前や横からでは確認できない、屋根の上に乗っている機器類(クーラー、パンタグラフなど)を確認するのに必要となってくる。 VRMの鉄道車両は、屋上部分も中々精巧にできているからな。 この屋上機器も側面写真同様、編成の全車両を撮影する必要がある。 撮影する角度もできれば一つだけでなく、上り方向・下り方向・横方向など様々な角度から撮影した方が良いな。 特に横斜め上からの写真は、屋上機器の位置が確認できるため、資料的価値が大変高くなるそうだが・・・・・・ それが無理そうなら、せめて上り方向・下り方向の2方面だけでも押さえて置いたほうが良いな。 なおパンタグラフの周りは配線が複雑な為、別にアップ写真を撮っておく必要がある。 3.細部 鉄道車輌の細部といっても色々あるが、個人的に重要だと思われるポイントは・・・・・・ ・連結器 ・方向幕 ・ロゴマーク ・形式番号 ・パンタグラフ ・台車 この辺りだろう。 まあ、細部に関してはどの部分が必ず要るかは公式には発表されてはいないから『どこを押さえれば確実』、とは余としても明言できないのが実情だ。 なので撮影し忘れた部分があったとしても、床下や屋上と違って致命傷にはならない・・・・・・と思う。 4.車内 車内の撮影において、運転台とその周囲は必須であることは間違いあるまい。 (VRM4以降の車輌であれば、どんな車輌にも運転台だけはモデリングされている) その他の部分(座席・室内クーラーなど)はあればそれにこした事はないが・・・・・・。 VRMには、ご覧の通り中身が空っぽの車輌も少なくは無い為、内装にこだわらないのであれば他の部分はあえて撮る必要は無いだろう。 レイ:と、いった具合だ。 この解説、I.MAGIC社のブログの記事を参考にしてはいるが、一部余の考察も交えて解説してみた。 (↓その参考記事) http://moebiuslink.com/blog/?p=1166 ソル:まとめますと、資料写真に必須となってくるのは・・・・・・ ・側面写真(左右両方向&編成の全車両) ・屋上機器写真(編成の全車両) ・パンタグラフ周りのアップ写真 ・運転台の写真 ・・・大雑把にあげると、こんな所でしょうか? レイ:ああ。 だが、余もI.MAGICの中の人では無いから、上記の必須写真が全部揃ったとしても、それで車輌制作に取り掛かれるかどうかまでは保障できん(ライセンスの事は抜きにしても)。 ・・・が、上記の必須写真が車輌制作の時に重要な資料となる事だけは、間違いなだろう。 ソル:なるほど・・・・・・了解です、本隊長。 レイ:では、本日の講義はここまでにする。 次回は、前回の西鉄遠征の自己評価でもしてみる事にしよう。 PR |
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