忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/26 08:01 】 |
京急大師線(3)

Nikki30-Top.jpg
まだ、京急大師線のターンは終わってはおらぬ。

Sol-Nomal.jpg
ソル:そしてアイマジック様、九州取材お疲れ様でした。
この取材で、第10号の開発が進展するといいですね。

Rei-Kokukoku.jpg

レイ:そして、アイマジック社は現在、撮影してきた資料の整理&解析中か……
資料写真撮影は、撮影し終わってからの整理&解析がこれまた一苦労だからな。
さて、前置きはこのくらいにして、そろそろ本題に入ろうか。

Nikki30-1.jpg
レイ:今回は前回に引き続き、京急大師線ネタだ。
今回は細部中心に撮影をおこなう予定であったが…… 何も考えずに闇雲に細部の撮影を行っても、欠品だらけになる事はこれまでの経験から分かっている。
そこで……

ソル:そこで?

Nikki24-5.jpg
レイ:昨今のVRM資料写真界隈では、側面の資料写真を分割して撮影する方法……『側面分割撮影方法』が流行っているそうだ。
今回、我々もこれを試してみる事にした。
Nikki30-2.jpg
レイ:側面の写真撮影はピンボケ率が屋上や正面のそれと比較して高いのだが…… 当初の設定(追尾AF・C-AF)ではどうも上手くいかなかった。
連写途中でAFが誤作動して、ピンボケになるというケースが多々あった。

そこで、作戦を少し変更することにした。

・AF方式はS-AFに変更
・必ず、列車が駅から出発する時を狙ってシャッターを切る

以上二点に留意して撮影をおこなった所……

Nikki30-3.jpg
大きなを失敗する事無く、その日運用に入っていた3編成の両側面を押えることができた。

レイ:まずはフォーカスをS-AFにすることにより、連写途中でのピンボケを防止する
AF誤作動率の高かった前機(E-500)の時に使っていた方法だが、ピント合わせをする場所を誤ると全部失敗写真になってしまうリスクがあるので、今は通常の側面写真
を撮影する時には使用しない方式だ。

Nikki30-4.jpg
レイ:もっとも、今回は駅に止まっている車輌で直接ピントあわせが出来るから問題は無い。
駅に止まっている車輌にピントを合わせ、動き出したら連写開始……という形で撮影すれば派手に失敗することは無かった。
(今回、我々は床下にてピントを合わせた)

次にシャッター速度だが、今回は1/1000でやってみた。
スピードが乗り切った所では多少のブレは出たものの、拡大しなければ気がつかないLvのものなのでこれで十分だと思う。


Nikki30-5.jpg
レイ:
そして間違っても、駅に入ってくる時を狙ってはいけない。
連写してもピントあわせが間に合わず、前半部がピンボケになってしまうリスクがあるからだ。


Rei-Hanashi2.jpg
レイ:最後に、『側面分割撮影方法』を実際にやってみた感想だが……
ピント合わせはやりやすいし、対向式ホームであればどこでも出来るので、撮影場所探しの手間が無いのも大きなメリットだ。
だが……

Sol-Kokukoku.jpg
ソル:だが?

Nikki6-IzukyuBrackBard1.jpg
レイ:かといって、通常の側面写真……ここでは『側面全体が一枚の写真に写った写真』の事をそう呼ぶことにするが……
これが資料写真には不要かというと、余はそうは思わない。

訳は簡単。アイマジック社自身が、この手のサイドビュー写真を好んで撮影しているからだ。
その証拠に、アイマジックブログに掲載されているだけでも、『側面全体が一枚の写真に写った写真』が掲載されている写真がある記事はこれだけある。

小型電気機関車の入れかえ
メトロ甲種
どのような資料写真が必要ですか?
EF65 1118 + キヤE193
京急1000、ヘッドマーク付き
懐かしの113系
川越クモヤのディティール

中にはやや斜めからの角度から撮影されている写真もあるが、開発元がこの手の写真を沢山撮影している以上、全体が写った側面写真もまた、資料写真には重要であるという決定的な証拠に他ならないと思う。
JAM会場で直接アイマジック社の中の方とお話した時、『使用レンズは全て広角でやっている(サイドビュー撮影のため)』と仰られていたくらいだからな。

恐らくは、
・床下機器・屋上の全体像の把握⇒通常の側面写真
・床下機器などの細かいディテール⇒細部写真

といった具合に、役割が異なるのだろう。

Rei-Norinori.jpg
レイ:なので、我々は今後も、通常の側面写真(一両の側面が一枚の写真に納まった写真)も今までどおり撮影し続けるつもりだ。
但し、『側面分割撮影方法』は細部写真を短時間で効率良くさらえ、撮影難易度も低いというメリットもあるため、今後はこちらも併用していこうと思う。

以上、今回の大師線ネタを終わる。

Sol-Nomal.jpg
ソル:なお、今回撮影した写真はアイマジック社に送付を済ませています。
前回撮影したのと同じ車輌で代わり映えしないとは思いますが、よろしくお願いします。

投稿先URL:
1500系(4連)細部

 

 

拍手[1回]

PR
【2012/10/02 17:16 】 | VRM資料写真撮影記 | 有り難いご意見(2)
<<我が家に超広角レンズがやってきた。 | ホーム | 京急大師線(2)>>
有り難いご意見
はじめまして
こんばんは、ゆきもよと申します。
会議室でクオリティの高い写真をアップロードなさっているのでどんな方かな、と思ったところ、こちらのblogを見つけました。
資料撮影の技、参考になります。

私もたまに資料テロやっています(笑)
RAWのまま、Webストレージ経由でやっているので会議室には登場しないわけであります。
【2012/10/03 01:13】| | ゆきもよ #2ab14ca378 [ 編集 ]


こちらこそ、はじめまして
ゆきもよさん:
どうも始めまして、このブログの管理人のNal8です。

このブログ開設第一号のコメント、どうもありがとうございます。
また資料撮影の技法、参考にしていただけまして幸いです。

元々、VRMに私鉄車輌のラインナップを増やしたくてはじめた資料写真撮影ですが、いつのまにかVRMでレイアウトを組むよりこっちの方がメインになってしまいました(汗)


私はRAWは使わず、JPEGのみを使って撮影をおこなっているのですが、そのJPEGでも元データの容量は一枚3M近くするので、それより容量が大きいRAWだと、容量制限の厳しい会議室への投稿はとても無理そうですね。

何はともあれ、今後ともよろしくお願いします。
【2012/10/03 17:02】| | Nal8(管理人) #56c250ec63 [ 編集 ]


貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>