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【2024/03/29 21:47 】 |
土電荒川線(土佐電気鉄道)
Nikki52-Top.jpg
言うまでもないが、このような名前の路線は存在しない。


Rei-Hanashi2.jpg
レイ:が、『土電』という略称の鉄道会社は存在する(この記事の執筆当時は。現在、土電は『とさでん交通』になってる)。
今回アイマジック社に送った資料写真はその『土電』、土佐電気鉄道の資料写真だ。
ちなみに、送付先はこちら。


投稿先リンク
100形(ハートラム)・1000形・2000形
200形・590形(旧名鉄モ590形)
600形・700形
320形(旧オーストリア・グラーツ市電)・910形(旧ポルトガル・リスボン市電)・800形

CosmosV2-2.jpg
コスモス:そして、私たちとしては初めての、そして画像投稿トピック全体から見ても、久しぶりの四国の鉄道車両の資料写真です。
むろん、長い事私たちが続けている『路面電車補完計画』の一環でもありますが。


Rei-Kokukoku.jpg
レイ:画像容量別にみても、四国の資料写真のシェアは今まで1%も無かったからな。
この資料投稿が、四国勢のシェア拡大の第一歩となれば幸いだ。
さて、前置きはさておき、本題に入ろうか。

CosmosV2-1.jpg
コスモス:はい。
土佐電気鉄道……地元の方・現地に行った方なら説明不要とは思いますが、これは高知県高知市とその周囲に路線網を伸ばす、路面電車の運営会社です。

Rei-Nomal2.jpg

レイ:そして、高知県内唯一の電化路線。 故に、地元では単に『電車』というとこの土電の事を指すようだ。
そして、土佐電気鉄道を語る上ではずせないのが……


Nikki52-1.jpg
レイ:これ。『ごめん』行きの方向幕。
正確には後免線の東の終点である『後免町』行きなのだが、あえてひらがな表記にする事により来訪者に強烈なインパクトを与えている。

Nikki52-2.jpg

そして、萌え絵柄の『ごめん』行きとなると破壊力倍増。
まるで萌えキャラがこちらに謝っているように見える(個人的には)。

我々の中の人が土佐電気鉄道の車輌を見たのは、桃太郎電鉄の昔のTVCMだが……
そのCMで桃太郎電鉄の広告電車が掲げていた方向幕が『ごめん』。
以来、鉄道趣味に目覚める大学時代まで、この桃太郎電鉄塗装の車輌は『CM撮影用にネタ方向幕をわざわざ出して走っている』と本気で思っていたからな

Nikki52-3.jpg
レイ:そして、ネタ方向幕には他にも『いの』……西の終点伊野へ向かう行き先もある。
こちらは『ごめん』と言ってきた相手に、許す意味合いで使うのが公式の使い方らしいが、『い~の!』と、ヤケ起こす時にも使えなくも無い。


CosmosV2-2.jpg
コスモス:もっとも、伊野行きはJR四国1000形気動車にもありますがね(但し普通の漢字表記)。
さて、ネタ方向幕のお話はこのくらいにして、撮影レポートに移りましょう。

土電には自社発注の車輌から、外国を含めた各都市からやってきた中古車両など、多種多様な車輌が走っています。
今までの撮影では二箇所以上の都市を回って撮影を行った結果、中途半端にしか撮影できなかった形式……
具体的言えば、両側面と屋上がきちんと撮影できなかった形式が出てしまいました。

なので、今回の遠征では土電一本に絞り、撮影を行いました。

そして、その結果は……


Nikki52-4.jpg
100形ハートラム 両側面・屋上OK

1形式しかないのに全面広告車=ライセンス的なハードルが高いので、当初は撮影できたらする方針で行く事も考えましたが……
これを撮影しないと全国の低床車の資料写真コンプリートが出来ないので、撮影二日目にメインターゲットに狙い、見事両側面・屋上ともにゲットしました。


Nikki52-5.jpg
200形 両側面・屋上OK


1950年代生まれ……かれこれ60年以上前の車輌。
撮影した写真を確認しただけでもかなりのバリエーションがあるようで、冷房車と非冷房車があるだけでなく……
正面の窓の形状が違っていたり、側面の青帯がある車輌と無い車輌がありました。

Nikki52-6.jpg
その200形のクーラーも、見ての通り他では見た事のない形状のクーラーでした。
路線長が短く、資料写真撮影のやりやすい桟橋線に沢山走っていましたので、複数形式の両側面・屋上を押さえることが出来ました。

 

Nikki52-7.jpg
320形(オーストリア・グラーツ市電) 両側面・屋上OK

Nikki52-7-2.jpg
910形(リスボン市電・下) 両側面・屋上OK 

日程の都合上、土電に3両ある外国電車のうち、2両しか狙えませんでしたが、出くわした2両につきましては両側面と屋上を押さえる事が出来ました。


Nikki52-7-3.jpg

広電200形・ハノーバー電車(中の人所有の模型)

特に320形は、私の個人的に好きな広島電鉄200形(ハノーバー・写真)とよく似た形状なので、出くわしてうれしいです。
いずれは本家の広電200形も資料写真に収め、両車ともVRMデビューさせてあげたいですが……さすがにそれは厳しいでしょうね。
でも、広電200形はかなり昔からKATOで鉄道模型化されている名品ですので、思い入れのある方も多いのではないでしょうか。

なお、今回は198形(オスロ市電)は撮影できませんでした。
これについては、次回以降の課題ですね。


Nikki52-8.jpg
590形(旧名鉄モ590形) 両側面・屋上OK

路面電車ファンにはいわずと知れた旧・名鉄路面電車の生き残り。現在、2両が高知の街に住んでいます。
会えるかどうか不安ではありましたが、初日に桟橋線で2両とも元気に走り回っていましたので、あっさり両側面と屋上を押さえることができました。

そして、資料写真として投稿する過去写真をあさっていたら、592号の方は名鉄市内線廃止直前に一度乗っており、さらに2010年にも遭遇はしている事が判明。
今回で3度目で8年ぶりの乗車までさせていただきました592号。
また高知に行ったときに会えると良いですし、出来ればVRM上でその雄姿を拝みたいですね。

なお、この590形の撮影により、旧・名鉄市内線残党の車輌資料写真は全形式アイマジック社に送付した事になります。
(正確には豊橋にいるモ800だけは未撮影ですが(福井のモ800は撮影済))


Nikki52-9.jpg
600形 両側面・屋上OK

土電の主力車輌といえばこの600形。 200形や後述の700形&800形と塗装が一緒なので、混同されている方もいるかもしれません。
アンパンマン塗装の2両(616号と623号)は桟橋線を走っていたので比較的楽に両側面と屋上を押さえられましたが……
標準色の方は路線長が長い上に、一部列車の折り返しの時間が読めないという、資料写真撮影にとってはかなり条件の悪い伊野線・後免線をメインに走っていました。

 

Nikki52-10.jpg
なので、屋上と側面の両方を一度に押さえられる、斜め上方側面を狙って資料写真を撮影しました。
路線長が長い路線・折り返してくる時間が読めないような路線で資料写真を狙うには、やはりこのアングルでの撮影に限ります。
なぜなら、1往復で同一車輌の両側面と屋上が一度に押さえられますからね。

この結果、600形も多くの車輌で両側面・屋上コンプを達成しました。


Nikki52-11.jpg
700形 両側面・屋上OK

Nikki52-11-2.jpg
800形 両側面・屋上OK


元は下関を走っていた路面電車・山陽電気軌道の車輌であるこの2形式。
桟橋線では姿を見せなかったので、必然的に伊野線・後免線でのアプローチに。

両形式とも遭遇する事自体少なかったので撮影には苦労しました、どちらの形式も1~2両は両側面と屋上を押さえる事に成功。
但し、撮影したどの車輌も全面広告車だったり、側面に広告があったりと、純然たる標準色車輌というのはありませんでしたが。


Nikki52-12.jpg
1000形 両側面・屋上OK(左側側面のみ、分割で撮影)

土電では比較的新し目の車輌で、2両しかないというレア車輌。
撮影最終日まで一度しか遭遇できず、この形式については投稿を諦める事も考えましたが、外国電車の屋上を狙って桟橋線で待機していた時、偶然出庫便に遭遇したので屋上の写真をゲット。
その後、撮影できていなかった方の側面も押さえる事に成功し、出発間際になってようやく両側面と屋上を押さえることができました。

ただ、出くわしたのは1002号のみで、社紋が側面についているらしい1001号は検査中だったのか、一度も遭遇しませんでした。
1002号の側面にしても、片側は一枚の写真ではなく、分割しての投稿になりましたが。


Nikki52-13.jpg
2000形 両側面・屋上OK

こちらも土佐電では新し目の車輌(但し、足回りは200形の廃車発生品を使用)。
3両しか存在しない、こちらもレア車輌ではありますが、1000形とは逆によく遭遇しました。

おかげで、割と早い段階で両側面・屋上を押さえることが出来ました。
2002号の左側面を押さえられなかったんで3両全ての両側面・屋上撮影はなりませんでしたが……

それでも行き先表示器がLED式のタイプ(2003号)と幕式タイプ(2001号)、2タイプの両側面・屋上が押さえられましたので良かったと思います。

 

CosmosV2-4.jpg
コスモス:とまあ、通常運行している大半の形式は出来の差こそあれ、概ね両側面・屋上が押さえられましたので今回の撮影、個人的には大成功だったと思います。
やはり、土電1本に絞って撮影したのは正解だったようです。
これだけ上手くいったのは、昨年の岡山電気軌道の撮影の時以来でしょうか。


Nikki52-15.jpg
コスモス:ただ、外国電車の198形(オスロ市電)と7形(維新号・写真)だけは撮影できませんでしたが……これは仕方が無いですね。


Rei-Hanashi2.jpg
レイ:だな。
もう1日滞在すれば198形も撮影できたかもしれぬが、今回は仕方が無い。
7形については……とりあえず外国電車のように普通に運用に入ってくれないことには始まらんな。
昔は上の写真のように、桟橋線で普通に見られたのだが。

CosmosV2-3.jpg
コスモス:ですねぇ……


Rei-Kokukoku.jpg
レイ:……まあでも、普通に稼動している車輌の大半が撮影できたのだから、これ以上欲を言うのはよそう。
後日のお楽しみが残ったと思えば、良いではないか、コスモス。


CosmosV2-2.jpg
コスモス:ええ。

Rei-Kokukoku.jpg
レイ:さて、もう外気温も上がってきたし、資料写真撮影には鬼門というべき梅雨も間近だ。
なので、昨年同様、資料写真撮影はシーズン・オフ入りを宣言しておく。

Nikki16-BlackBird.jpg
レイ:昨年はリゾート21という手軽な被写体がいたため、こんな宣言をしておきながらだらだらと資料投稿は続けたが……
リゾート21の資料写真を撮影し尽した以上、今年は残暑が終わる9月末までは積極的に資料写真撮影は行わないつもりだ。

CosmosV2-2.jpg
コスモス:もっとも、夏休みに資料写真撮影のための遠征を計画はしていますが……
腰を据えた資料写真撮影は今のところ、その1回だけにするつもりです。

あとは、秋を迎えるまでは腕鈍り防止の為に近所の私鉄路線を短時間だけ撮影しにいくか……
昔撮影した写真を突発的に投稿する程度になりますね。
(去年秋に撮影した東急目黒線系列の写真、未だに編集が終わっていないのがあります)

Rei-Hanashi2.jpg
レイ:もっとも、資料写真は撮影せずとも、解説系のネタなど、ブログ更新のネタはいくつもある。
9月末のシーズン再開まで、その手のネタで繋いで行こうと思う。

 

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