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【2024/03/29 01:38 】 |
お祭り期間の函館市電(装形撮影レポート)

前回から更新が一ヶ月以上も遅れてしまい、申し訳ない。



レイ:と、いう訳で先月頭に敢行した北海道遠征の写真……
函館市電編のみだがようやくまとまったで、いつものようにアイマジック社に資料攻撃(投稿)を行った。

投稿先リンク:
30形(箱館ハイカラ號)・500形・800形・2000形・8100形
710形
3000形・8000形
9600形
装形(花電車)


コスモス:2年前にも行った函館市電にまた行かれたのですか……
何が狙いだったので?


レイ:今回の狙いはズバリ、この車輌……


函館市電『装形』、通称花電車だ。
今年はこれが走る函館港祭りの期間と、我々の夏休みの期間が偶然重なったので、遠征を敢行した次第だ。

この機を逃すと、次いつチャンスが訪れるか、知れたものではないからな。
今回の記事は、この『装形』の撮影記を中心に書き綴っていこうと思う。


さて、この函館市電『装形』だが、元は函館市電300形とよばれる車輌を改造した物で、現在の所3両存在する。
そして、その3両それぞれに違いが存在する。





王冠の形をした装1号。





箱形をした装2号。
我々が遭遇した時はご覧の通り、さりげなくJR北海道とコラボっていた。
(北海道新幹線開業のPR電車になっていた)

装2号に描かれているH5系という車輌、ぱっと見はJR東のE5系にそっくりだが……
実際の所E5と何が違うのかは、我々にはわからぬ。
恐らくは、読者諸兄の方が詳しいかもしれぬな。





そして、同じ箱型の装3号。
見た目は先の装2号と一緒だが……
この車輌だけ、スピーカーが取り付けられている。


2012年函館市電花電車・出庫シーン:

2年前の記事で貼り付けたこの動画でBGM(函館音頭)を流していたのは、何を隠そうこの3号だ。

やはり、お祭りにはお囃子……BGMは重要な要素。
この3号が離れてしまうと、残りの二両がその場にてもお祭り気分は半減してしまう。
『装形』一族の中で中核を担っているのが、このお囃子担当の3号であることは間違いない。(個人的意見)



さて……この装形、厄介な事に他の鉄道車両には当たり前についている『車番』が、目立つところには書かれていない(写真は都電花100形の車番)。
我々も写真整理時に、車番が車体にかかれていなくて焦った。

で、この『装形』の車番がどこに書かれているかと言うと……


運転台の裏側。しかもスプレーで手書き。
(写真は装1号の)
撮り鉄やってそれなりの年数は経っているが、こんなケースは今まで始めてであった。


装2号の車番。


装3号の車番だけはきちんとした形での撮影が出来なかったが(3の字の一部しか撮影できてなかった)……
他2両の車番は撮影出来ていたので、何とか各車輌の車番の特定が出来、スムーズに写真整理が出来てよかった。


さて……この装形を撮影するに辺り、当方からのお勧めポイントはずばり『十字街電停』。
函館市内には絵になる写真が撮影出来るポイントは沢山あるが、十字街電停では上の作成のように歴史建造物との絡みが撮影出来るし……


タイミングが合えば、十字街での折り返し作業を見学できる事もある。
函館どつく前から十字街折り返しで谷地頭に向かう場合(もしくはこの逆コース)に折り返し作業を見学できるが、ちょっとしたアトラクションのようで中々見ごたえがあった。

しかし、真に凄いのは、この装形に乗務する運転士様。

装形の運転は、特に日中は夏の直射日光が直撃する中での運転を強いられる、傍目から見ても過酷な作業。
その過酷な環境で通常の運転や複雑な折り返し作業をそつなくこなすのだから……運転士様にはただ最大限の敬意を払う他あるまい。
(事実、通りかかった観光客さんから熱い声援が送られていた)



そして、最後に装形の撮影の合間に狙った営業車輌について。

函館市電は前述の通り一度撮影に訪れたの所なので……
今回営業車輌についてはいつもやっている『同一車輌の両側面と屋上を狙う』事には余り拘らず、細部を中心に狙ってみた。
(以前の遠征で撮影できなかった車種除く)


その細部についてもパンタ等、部品全体の拡大写真だけで無く……


この作例のように、部品の一部をさらに拡大した写真を多く撮影した。
と、いうのも実際に3Dモデリングに手を染めてみて、この手の写真がもっと欲しいなと痛感したので……
今回の遠征ではこのような、一般の方には『こんなの撮影してどうするの?』的な写真を量産してみた。

特にパンタ等の複雑な部品をモデリングする時、配線や棒の末端部がどうなっているかをきちんと把握しないと、作業に支障を来たすからな。


そして、前回は両側面・屋上の写真が撮影出来なかった形式……
具体的にいうと500形と8100形だが、滞在時間と彼らが運用に入っている時間が合わず、今
回もあまり撮影出来なかった。


500形・屋上


8100形・屋上

ただ、両形式とも函館市電で一番撮影が難しい部位……そう、屋上機器については何とか撮影できた。
もっとも、500形は夕方だけ運用に入ったのであまり良い写真は撮影出来なかったし……
8100形にしてもホテル出立の直前、つまり最後の最後で撮影出来たので、あと少し早く出立していれば撮影し損なう所だったが。

函館市電の屋上機器を撮影するには沿線のホテルの自室から撮影する……いわゆるホテル内狙撃に頼らざるを得ないので、屋上を押さえられただけでも良かった。

また函館を訪れる際は、これら両形式側面の撮影が課題だな。
運用にさえ入ってくれれば、側面の撮影自体はそんなに難しくは無いが……


逆に、前回訪問時にも良く遭遇した800形812号は、今回も元気な姿を我々の前に見せてくれた。
まるで、『次は自分をモデリングしてくれ』と我々に言いたげに……な。

いまや800形最後の生き残りとなった812号だが、聞けば2016年にこれも8000形へ車体更新される事が決まっているそうなので……
これが最後かも知れぬので、812については細部の他にも、通常の鉄道写真も狙ってみた。



レイ:以上で、2014年夏に行った、函館市電撮影レポートを終わる。
そして函館市電撮影の後、札幌市電の方にも行ってきたのだが……それについての資料写真整理はこれから行う予定。
写真整理が完了し次第、アイマジック社掲示板に投稿する事になるだろう。

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【2014/09/06 09:53 】 | VRM資料写真撮影記 | 有り難いご意見(0)
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