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レイ:もっとも、そのうちの2回はリクエストなので、純粋に資料投稿としての投稿回数は現在46回。 つまり、あと4回投稿しないと50回には到達しない。 ソル:そうですか…… どのみち、あと少しで節目の50回到達ですね。 レイ:ああ。 では、前置きはこのくらいにして…… 札幌市電撮影記の続きだ。 札幌市電……、前回述べたとおり、この路線には今流行りの超低床車も、観光用の目玉車輌も存在しない地味な路線である事は否めない(2012年8月現在)。 が、しかし…… この札幌市電を撮影していて、少し気づいた事がある。 ソル:気づいた事? それは……? レイ:この札幌市電……同一形式での差異が結構あったという事だ。 アイマジック社が同じ塗装で同一形式の車輌でも、細部が異なる事があるとは常々言っているが…… この札幌市電をみれば、その事が一発で分かる。 具体的に見てみよう……
まずは240形。 241号と242号との側面だが…… 少々見づらくて申し訳ないが、丸で囲った242号の屋上には、241号には無かった物体が乗っかっているのが分かる。
242号の屋上は夏将軍のせいで撮影断念してしまったため、アイマジック社にその素顔を送れなかったが悔やまれる。
次に250形。 今回撮影したのは252号と253号。 253号の方には、252には無い突起物(通気口らしい)が見えた。
……とまあ、こんな具合に、一見すると同じ塗装で同じ車輌に見えても、細かい所に差異が見受けられた。 なお余が見た所、新し目の車輌(3300形・8500形・8520形)については車輌ごとの差異は見受けられなかったが、 今回の撮影で確認できた車輌は札幌市電在籍車の一部でしかないので(3300形に至っては3303号しか遭遇できなかった)、まだ未知の差異が潜んでいる可能性は大いにある。
札幌市電の資料写真を完璧に撮影しようと思ったら、一度や二度の訪問では効かないかもしれない。 ソル:そうですか…… 地味なようでいて、意外と奥が深そうですね。札幌市電という路線は。 レイ:ああ、余もそう思う。 もう一つ、札幌市電について厄介だったのが『車輌の向きが一定では無い』という事。 この写真を見てもらえれば分かるとおり、左側(西4丁目方面)の車輌と、右側(すすきの方面)の車輌とでは、パンタの位置が逆になっている。 ソル:一体どうして、こんな事になるのですか?
レイ:適当な地図検索サイトで札幌市電の車庫を見てみると分かるとおり…… 札幌市電の車庫にはループ線があり、車輌の向きがその時々によって可能性があるのだ。 これは、車庫の構造がデルタ線の為、車輌の向きが入庫のたびに?変わる都電荒川線と同じパターンだ。 ソル:向きが一定では無いのでしたら、整理の時色々と大変だったでしょう……本隊長。 レイ:まあな。 左右の定義をする際、向きが一定で無いという事は結構厄介な問題だ。 だが、この事は事前の下調べで掌握済み。 どうやって左右の定義を行ったかは次回の講釈ネタに回すとして…… 札幌市電の場合はパンタグラフが全車・片方に寄っていたので左右の定義は比較的楽だったのが救いだ。
すぐに仕掛けを知りたいという方は、先に投稿した札幌市電のResumeを見ていただけるといいだろう。
ソル:そうですか……私も、後で見てみます。 レイ:さて……なんだかんだ言って、これで北海道にある2市電の資料写真撮影&投稿が完了した。 ソルよ。 我々が現在進めてる『VRM路面電車補完計画』……今回の撮影でどのくらいまで進んだのか、データを出してくれ。
ソル:はい。 こちらになります、本隊長。
ソル:今回の撮影で、私達が撮影した路面電車事業者数は12事業者…… 全国の57.1%まで撮影を終えました。 もっとも、これは私達が撮影した事業者のみの数字ですので…… 他の方が投稿なされたり、アイマジックさん自身で撮影された事業者さんを含めますと70%を超えます。 なお、最初の57.1%という数字には、投稿点数が非常に少ない(△印の)鹿児島市電さんは除いてカウントしてあります。
レイ:そうか…… ほぼ完璧に撮影できた事業者と、そうでない事業者はあるが、数字だけで見れば結構進んだな。 我々だけで全事業者制覇となるとまだまだ先は長そうだが、他の方やアイマジック社が投稿したものを加えればあと30%ほどか。 ソル:はい。 もっとも、本隊長はいずれは自分の手で、全国の路面電車事業者さんの資料写真を送るおつもりなのですよね。 レイ:ああ、そのつもりだ。 そして、今更言うまでもないが…… ソル:? レイ:アイマジック社にとって、資料写真が多すぎて損な事などないはずだからな。 (しいて言えば、HDD容量を圧迫するくらいか)
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