レイ:と、いうわけで予告どおり、札幌市電の資料写真をアイマジック社掲示板に投稿してきた。
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210形・220形・240形・250形
3300形・8500形・8520形
やはり、函館市電を撮影したからには、もう一つの市電の方も撮影しておかねばな。
えこひいきは良くない。
ソル:それは同感ですが本隊長。先に投稿した函館市電の方は、らっくる号や箱館ハイカラ號といった、観光客や一般市民の方にも分かりやすい車輌を有していますが……
札幌市電の方は、私の調べた限りでは函館市電のように一般受けしそうな車輌は無さそうですね。
レイ:確かにな。 現状の札幌市電の旅客車輌には、一般人受けしそうな車輌は見当たらぬな。
もっとも、『通』の方であれば、唯一の旧塗装車であるM100形などが受けそうであるが……
派手な観光用車輌や最近流行りの超低床車も無いから、函館市電と比較すると、現状の札幌市電は地味な印象を受ける(個人的感想)。
ソル:そうですか……でも……
札幌市電のササラ電車(雪1形・雪10形)だけは、冬の前になるとTVに出てきますので有名ですよね。
レイ:ああ。 函館にもササラはいるが、本線上に出てくる事はほとんどないらしいから……
一般に『ササラ電車』といえば、札幌市電の物を指す。
札幌市電で一番有名な車輌といえば、恐らくは旅客車では無く事業用のササラ電車電車だろう。
ソル:事業用車輌が一番のエース……という鉄道事業者も珍しいですね、本隊長。
レイ:だな、ソル。
仮にVRMで雪国の路面電車のレイアウトを作った場合、併用軌道用の除雪車輌といえばササラが段違いで有名だから……
その特殊性ゆえそれなりに需要はあるだろうし、余もササラはVRMに是非欲しい。
が……
ソル:が?
レイ:ササラの撮影は正直かなり難しそうだ。
まず、旅行した時にタイミング良く雪が降っている必要があるし…… かつ、滞在期間中の日中にササラが出動する事も必要になってくる。
運と、それに雪に耐えられるだけの体力が必要になってくるな。
ソル:でしょうね……
レイ:まあ、今は真夏だし、ササラの話は置いておこう。
さて、札幌市電のエース格は今の時期には撮影不可能なササラを除けば、旧塗装車のM100形だが……
ソル:写真が無く、ウィキベディアへのリンクしか無い所をみると……遭遇できなかったのですね、本隊長。
レイ:残念ながらそうだ。
ただ、M100自体には始めて札幌市電に行った時に乗った事がある。
その時の写真は、残念ながら全て処分してしまったのが悔やまれる。
ソル:そうですか……それは残念です。
レイ:まあ、走っていないものは仕方が無いので、今回は一般塗装の車輌を中心に狙うことにした。
外は32度近くの真夏日。 なので、暑さとの戦いであった。
で、今回押さえられた一般塗装の車輌は……
・北海道産路面電車系(札幌スタイル系)
240形241号:両側面・正面・屋上機器
240形242号:両側面・正面
250形251号:両側面・正面・屋上機器・運転台
250形253号:両側面・正面・屋上機器・運転台
・軽快電車系
3300形3303号:両側面・正面・屋上機器・運転台
8520形8522号:両側面・正面・運転台
レイ:とまあ、こんな結果になった。
ソル:このリストから見るに、屋上機器を撮影しそこなった車輌もあるようですね。
レイ:ああ。冬将軍ならぬ夏将軍にしてやられた。
側面の撮影の時まではなんとか戦線を保てたが、屋上機器撮影中に体力の限界を感じてな。
ソル:やむを得ず撤退した……という訳ですか。
レイ:ああ。 命あっての物種だからな。 熱中症で倒れたら洒落では済まなくなる。
今にして思えば函館の時のように、ホテル内狙撃を行えばよかったと思う。
ソル:そうですか…… 賢明な判断だと思います、本隊長。
レイ:まあ、そんなこんなで一部欠品は出てしまったものの、道内産電車の241号・251号・253号と、比較的新しい3303号の両側面・屋上・正面を押さえられたのだ。
悔いは多少残るが、今回はこれで手を打つ事にする。
どのみち、札幌市電には2013年には超低床車(=新エース)が導入されるし、2015年春にはすすきの-西4丁目間が接続され、環状線化される予定だそうだ。
M100形も今回撮影し損なってしまったから、札幌市電には最低でももう一度、足を運ばないとならないだろう。
ソル:なるほど…… となると、次回の札幌遠征はササラが動く冬を予定しているのですか?
レイ:それについては、今はまだなんとも言えぬな。
まだ撮影していない路面電車事業者もあることだし、次の札幌遠征については、今は全くの未定だ。
まあ、今は先の札幌遠征より、アイマジック社側からのレスだ。
レスが返ってきたら、今回の札幌市電撮影記についての続きを書こう。
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