レイ(Nal8)のAJITO
エミルクロニクルオンライン(ECO)のマイキャラ達が繰り広げる、VRM(鉄道模型シュミレーター)の車輛資料写真撮影や自作車輌製作、副業で旅行記をメインにした闇のブログ。
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HN:
レイ(Nal8)
HP:
戦闘飛空城フレイヤⅡの人々(ECO関連本家サイト)
性別:
非公開
自己紹介:
オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』のプレイヤーにして、仮想鉄道模型ソフト『鉄道模型シュミレーター(VRM)』のユーザーでもある希少種。
鉄道ファンの一種でもあり、乗り鉄・私鉄派に所属する。
VRMユーザーとは言っても、レイアウトを作るよりもアイマジック社に『Nal8』名義で私鉄車輛の資料写真を撮影・投稿する事の方が生き甲斐になってしまっている。
VRMに私鉄車輛が充実するその日まで、資料撮影・投稿の日々はおそらく続くと思われる。
(※)キャラブログという体裁をとっているため、口は悪いですがご容赦の程宜しくお願いします。
(※2)また、ナビゲーターにECOのキャラを使っていますが、本ブログはECOとはそれ以上の関係はありません。
(※3)スパム防止のため、httpは禁止ワードに設定しています。
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【2024/11/21 18:57 】
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資料写真撮影講座(7)~機材選定編~
毎回自作車輌の進捗状況だと飽きるだろうから……
今回は少し、別のネタを提供しようと思う。
レイ:もっとも、別のネタといっても久しくやっていなかった、資料写真撮影講座だ。
VRMでも自作車輌が出来るようになって、自分で作る車輌の資料集めをする方も恐らく出てくると思われるから……
我々のノウハウが少しでも役に立てば幸いだ。
さて、本題に入るが……今回のテーマは他でもない、資料写真撮影に使う『機材』についてだ。
1.カメラ本体
言うまでもないが、これが無いと資料写真撮影は出来ない。
携帯電話程度の性能ではシャッター速度・解像度双方の面で話にならず、本格的な資料写真撮影をするためにはやはり、本格的なカメラが必要になってくる。
最低でもシャッター速度は1/1000秒以上、撮影サイズは出来るだけ大きく撮影出来る(最悪でも1600×1200以上)カメラが必要になってくる。
それと、やってみるとわかるが資料写真撮影は何かと機動力を要求されるので、手ブレ補正も必須だろう。
とはいえ、上記のスペックは最近の機種であればコンパクトデジカメでも十分満たせる数字だから……
ムリに一眼デジカメを買わずとも問題は無い。
とはいえ、高画質な写真を撮影したければやはりデジタル一眼レフはあったほうがいい。
それとコンデジ(と携帯)は焦点距離が短いため、被写体にかなり接近しないといけないケースも多々あるようだから……
撮影アングルの自由度を高める為にも、デジタル一眼レフはあったほうがいいだろう。
2.最初のレンズ
レイ:では、一眼レフを買うとして、相棒となるレンズは何にすべきか……
何も考えずに本体でセットになっている標準レンズを使うのは、当方としてはお勧めできかねる。
(雨対策がなされているなど、特殊な機能がついている場合は別だが)
というのも、この手のセット物の標準レンズはズームが余り効かず、撮影に制約がかかる事が多々あるからだ。
そこで、お勧めなのがこの『高倍率ズームレンズ』。
これがあると、レンズ交換せずに側面や細部写真撮影など、様々なシュチュエーションに対応する事が出来る。
遠方の列車を撮影する時は勿論…… 特に細部写真を撮影する時に、この高倍率ズームレンズのズーム性能は重宝する。
また、通常の鉄道写真を撮影する時も、そのズーム性能を生かしてすばやく構図を調整する……なんて芸当も出来る。
なので新たに一眼レフを買うときは、お値段は多少高くなってしまうがカメラ単体+高倍率ズームレンズという組み合わせで買うことを当方としてはお勧めしておく。
3.その他のレンズ
レイ:では、高倍率ズーム以外のレンズはどうなのか……
参考までに、我々が今まで使ったレンズの感想を順を追って書きつづっていこう。
A.標準レンズ
お勧め度:☆☆☆
前述の通り、ズームが高倍率ズームレンズに比べて効かない(=撮影出来るアングルに制約がかかる)ので、余りお勧めできない。
しかも、物にもよるが高倍率ズームに比べて広角域をカバーできるという訳でもないので、高倍率ズームがあるのなら別途購入する必要は正直薄い、と言わざるを得ない。
但し、防塵防滴機能などがついている場合は別。
我々は本体には防塵防滴機能がついているが、レンズにはついていない、という状況が続いているので、特に遠征時には天気予報には神経質になっている。
B.超広角レンズ
お勧め度:☆☆☆☆☆
高倍率ズームではカバーしきれない、広い範囲を撮影する時に必須になってくる。
側面写真を撮影する時に特に重宝するレンズだが、車内や運転台の撮影にも威力を発揮する。
(うまくいけば、運転台全部を1カットで押さえられたりする)
資料写真撮影している身で、サブのレンズが欲しいなと思ったら、とりあえずこれにしておく事をお勧めしておく。
但し超広角レンズはズーム性能は期待できないので、遠距離の被写体を狙ったり、細部を拡大して撮影するのは苦手なので、その点には注意が必要だ。
なお、余談だがアイマジック社の中の人は全ての資料写真をこの種のレンズで撮影しているそうだ。
超広角レンズは動体ブレが発生しやすいと聞くが、アイマジック社の中の人は新幹線相手でも超広角で果敢に挑んでいるそうだ。
C.超望遠レンズ
お勧め度:☆☆
当方は75mm~300mmの超望遠レンズを使用しているが、資料写真撮影においてはかなり出番が限られる……というのが正直な所。
主な用途は、遠方の撮影地から側面を狙ったり、高い建物の展望台(タワーホール船堀・東京スカイツリーなど)から屋上を狙ったりする時。
高倍率ズームでは厳しい距離の被写体を狙う時にこのレンズが真価を発揮するときだが、逆にいうとそれ以外のシーン……高倍率ズームで十分な場合はムリに持ち出す必要は無い。
(ばかりか、不用意に交換してしまうと広角域を必要とする写真が撮影出来なくなる)
宿泊しているホテルから撮影する、『ホテル内狙撃』をやる場合でも7階までの高さであれば、わざわざ超望遠レンズを使わずとも高倍率ズームで十分だった。
(ばかりか、超望遠だとズームを効かせていない状態でも拡大されすぎて、車体が全部入りきらなかった経験もあり)
また、広い範囲の写真を撮影するのが苦手なレンズなので、広角性能が要求される、近い距離からの側面写真撮影や車内撮影は不得手だ。
超望遠レンズは一般の鉄道写真撮影では良く使われているが……
資料写真撮影の場合は使えるシーンが限られている為、資料写真撮影オンリーなら無理して購入する必要は無いだろう。
4.始めからこの世に無い!と思ったほうが良い物
レイ:お終いに、資料写真撮影において不要!と思った物の解説をして本講義をしめくらせてもらう。
A.フラッシュなど無い!
これは通常の鉄道写真撮影においてもそうだが、走行中の列車にフラッシュを焚く事は安全上大問題の為、禁止事項だ。
フラッシュ機能は買った時に発光禁止にしておいて、以後ずっとそのままにしておくのが良いが……
オートモードを使う場合に発光禁止機能が解除されるケースもあるので、用が済んだら設定をすぐに元に戻しておくように。
うっかり設定を戻し忘れて、フラッシュが暴発したら最悪だ。
なお、理想はカメラ本体を買うとき、フラッシュが本体から着脱できる機種を選ぶ事。
具体例を言うと、我々が使っているオリンパスのE-M5がそれ。
(上位機のE-M1もフラッシュは着脱式だが、廉価版のE-M10は内蔵フラッシュの模様)
着脱式フラッシュの機体なら、物理的にフラッシュを外しておけば設定を誤ってもフラッシュ暴発の心配は無い。
ニコン、キャノン等の他メーカーにも着脱式フラッシュの機体はあるようなので、新たにカメラを買うときは内蔵式フラッシュのある機体は避けた方が良いだろう。
設定変更に自信が無いなら、なお更の事だ。
B.三脚など無い!
撮り鉄さんが良く使う三脚。
だが、資料写真撮影は歩道橋の上と地面を何度も行き来したり、被写体が止まっている間に素早く各部位を撮影しなければいけないなど、何かと機動力が要求される撮影。
なので、その機動力を奪う三脚は資料写真撮影においては無用の長物だ。
それに、三脚を使っていると周囲の人から『悪質な撮り鉄』というレッテルを貼られる危険性が高まるという大きなデメリットがある。
(特に、駅・街中・歩道橋では人の迷惑になるので事実上使用禁止)
屋外で使うとかなりのリスクがある三脚だが、手ブレ補正のある機体が増えた昨今、使っても得られるのは構図の安定だけ。
資料写真撮影では、必要とされる部位が写っていさえすれば構図などどうでもいいので、三脚の使用はデメリットだらけで、得られるものは何一つ無い、といっても過言では無いだろう。
(中の人も、上写真の三脚は鉄道写真撮影に動員した事は一度も無い)
なお、ホテル内狙撃なら三脚使い放題では……と思われるかもしれないが、窓際にベッドやソファーがあったりするホテルは結構あり、その場合は三脚の使用は不可能になる。
ムリに三脚をベッドやソファーに立てても安定はしないだろうし、最悪倒してレンズやカメラ本体が壊れる……なんて悲劇もあり得る。
世の中の撮り鉄さん達が何故リスクを覚悟の上で三脚の使用に拘るのか……
未だに理解に苦しむのが正直な所である。
C.脚立など無い!
撮り鉄さんが良く使う脚立。
金網避けに使われる事が多いようだが、これも三脚と並んで使うと『悪質な撮り鉄』のレッテルを貼られる危険性の高いアイテム。
ただ、曇りガラス相手ならともかく、金網程度なら立ち居地を工夫したり、金網にレンズを密着させて零距離射撃すればいくらでも避ける事が可能。
レンズより小さな穴が開いているだけの場合でも、零距離射撃すれば結構な範囲が写せる。
事、資料写真撮影では必要とされる部位が写っていれば良いので、上記作例くらいの範囲が写せていれば十分実用に耐えられる。
また、通常の鉄道写真の観点からみても、工夫次第でピンホールカメラのような面白い効果が得られるかも知れず……
脚立を使って無闇に避けるより、金網の効果を上手く利用すれば面白い写真が撮影出来るかもしれない。
邪魔だと思う障害物も、要は使いようである。
レイ:と、今回の講義は以上。
次回は……ネタがまとまり次第、垂れ流すことになるだろう。
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