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イー! レイ:VRMのユーザーさんの間では、VRM10B号の発売で持ちきりだが…… 『(空気を)読まぬ、媚びぬ、省みぬ』というのが当アジトの座右の銘だ。 コスモス:なので、10B号ネタでもちきりのVRM界隈の空気を思いっきりスルーしまして…… 前回の四国遠征(高知遠征)から2ヶ月しか経っていませんが、性懲りもなしにまた四国に行ってきました。 (もっとも10B号が出ようがでまいが、今回の四国遠征は敢行するつもりでしたが) 今回行ってきましたのは…… コスモス:愛媛県・松山を走る伊予鉄道さん。 勿論、今回の遠征は『路面電車補完計画』の一環です。 そして、資料投稿の方も既に済ませてあります。 レイ:さて、伊予鉄には路面電車(軌道線)と郊外電車(鉄道線)の両方が存在する。 もし伊予鉄からVRM製品化の許諾が得られれば、1ライセンスで路面電車・地方鉄道両方の製品化が可能になる。 知名度の問題を抜きにすれば、1ライセンスで多種多様な鉄道車両がリリース出来るのは大きなメリットだろう。 この辺りは、富山を走る富山地方鉄道と同じだな。 (但し、富山地鉄線を走る車輌の中には、地鉄では無く富山市に版権がある車輌もあるが) と、前置きはこのくらいにして、今回の撮影の報告会といこうか。 ではコスモス、報告頼む。 コスモス:はい。 郊外電車の撮影についての報告は次回に回して、本日は本命である軌道線(路面電車)の撮影報告をしたいと思います。 松山の説明不要な温泉・道後温泉へのアクセス鉄道として有名なので、利用した事のある方も少なからずいらっしゃるのではないででしょうか。 かくゆう私達が生涯最初に乗った路面電車が、何を書くそうこの伊予鉄道の路面電車でした。 ですがこの伊予鉄さんの路面電車、資料写真を撮影しようとすると…… センターリザベーション区間も無いので、側面は割と楽に撮影できるのですが…… 問題は屋上。 この伊予鉄道さんの軌道線には、屋上写真撮影の定番である『線路を跨ぐ歩道橋』という物が存在しません。 歩道橋に拘らなければ松山城天守閣など、屋上を撮影できそうな場所は無くはないのですが…… 高いお金を出して遠征して、『お目当ての場所で屋上機器が撮影できませんでした』なんて事になったら最悪です。 コスモス:なので今回は函館市電さん撮影の時に使った『ホテル内狙撃』作戦にて屋上を狙う事にしました。 ホテル内からの狙撃であれば、夏場でもクーラーを効かせながら涼しく撮影する事ができますし…… それに夏場は日の出ている時間も長いので、より長い時間撮影する事が出来るというメリットもあります。 (暑いのを覚悟の上で四国・松山遠征を敢行したのはこのため) コスモス:それでは、続きまして伊予鉄軌道線車輌の撮影状況について報告したいと思います。 1.モハ50形50番台 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:モハ50形50番台 基本、同一形式の番台違いはひとまとめにするというのが当アジトの方針ですが、伊予鉄のモハ50形は同じ形式でも形状がまるで違うので、ここでは個別形式扱いにしました。 (私達自身も、つい最近まで50番台と60・70番台の車輌は別形式とばかり思っていました)。 この50番台は51号~61号までが該当し、後述の60番台・70番台とは同一形式とは思えないほど、前面形状が違っています。 割と沢山走っていましたので、すんなり両側面と屋上を押さえる事ができました。 2.モハ50形60番台 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:モハ50形60番台 モハ50形の中でも4両しかない貴重な形式。 66号~69号がこれに該当します。 車体側面にシワ(のようなものが)があるのが、この60番台の最大特徴です。 滅多に走らないレア車輌なのかな……と思いましたが、行ってみると4両中3両が稼動していましたので、あっさり両側面・屋上を押さえる事が出来ました。 3.モハ50形70番台 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:モハ50形70番台 60番台の側面シワ無しヴァージョン。 70~78号がこれに該当します。 これも沢山走っていましたので、特に苦労することなく両側面・屋上を押さえることが出来ました。 4.モハ2000形 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:モハ2000形(元京都市電2000形) 元は旧・京都市電の2000形。 モハ50形の50番台に良く似ているので、初見では不覚にも同一形式と思い込んだ事があります。 今の所、伊予鉄の車輌の中では唯一Nゲージ完成品(正確には鉄道コレクション)で鉄道模型化されている車輌です。 初日は殆ど運用に入っておらず、2日目以降でようやく両側面・屋上の撮影に成功。 (正確には1日目に両側面・屋上を押さえるチャンスはあったのですが、肝心なときにピンボケをやらかしてしまい失敗……) 5.モハ2100形 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:モハ2100形 割と最近(といっても2002年)に入った超低床車。 日本で唯一の、単車式の超低床車で、アルナ車輌の『リトルダンサー』シリーズの仲間です。 これも、沢山走っていましたので両側面・屋上を押さえる事に成功。 2101号屋上 そして、このモハ2100形。屋上機器の配置が前期型と…… 2108号屋上 後期型とで異なる事も、今回の撮影で掴む事ができました。 同じリトルダンサー系のLRV・函館市電の9600形も第一編成・第二編成とで屋上機器の配置が異なっていましたから…… リトルダンサー系の車輌は、屋上機器のバリエーションが豊富な車輌が多いのかもしれませんね。 6.坊っちゃん列車 屋上:OK 両側面:OK 投稿先URL:坊っちゃん列車(第二編成) いわずと知れた伊予鉄軌道線の…… 否、松山市の顔。 ここを見ている方にとてはもはや説明不要かもしれませんが、SLの面を被ったディーゼル車。 もしVRMで製品化されたら、松山市内の情景を再現する他に、明治時代の軽便鉄道を再現するのにも使えそうな車輌ですが…… (細かい事を無視すれば) あいにく撮影時には2編成あるうちの1編成が検査中だったため、撮影できたのは1編成だけでした。 機関車が自力で回転する事を失念して同じ側面を撮影してしまったりと、何度かミスをやらかしましたが、何とか両側面と屋上を押さえる事ができました。 コスモス:と、伊予鉄の路面電車の撮影状況については以上です。 レイさん。 レイ:そうか……ご苦労。 素直に撮影できた形式とそうでない形式があったようだが…… 結果的には検査中の坊っちゃん列車を除いた全形式、両側面と屋上を押さえる事ができたか。 コスモス:ええ。 ただ、欲を言えば車内写真と効果音をもっと押さえたかったなと思います。 もっとも、これは次回詳細をお伝えしますが、郊外線撮影の時にハプニングがありまして…… 車内写真と効果音録音には十分な時間を裂けませんでした。 レイ:まあ、資料写真撮影ににはトラブルはつきものだ。 資料写真撮影の第一人者であるアイマジック社の中の人も、百戦百勝……とは中々いっていないみたいだからな。 コスモス:はい。 さて、アイマジックさんの事はおいておいて、さしあたり、私達が次に片付けないといけないのが郊外線資料写真の整理。 郊外線の写真も結構ありますから…… レイさんも手伝ってくださいね、整理。 レイ:あ、ああ…… ……という訳で、次の更新は郊外線写真の整理が済む+軌道線資料写真に対するアイマジック社からのレスが来るまでお預けになりそうだ。 なので更新間隔がかなり空くかもしれないが、ご容赦願いたい。 PR |
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