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【2024/11/21 18:35 】 |
VSEの帰還(とVRM自作車輌の現状)


おかえり、VSE。


レイ:さて、既にご存じの方もいるかもしれないが・・・
長らく大人の事情で現行のVRMでの使用が不可能であった小田急50000系VSE、

この度アイマジック様が自作車輌として公開してくれた。

(VSE DL先へのリンク)


 
ソル:手元にあるVRM4用の小田急VSEのパッケージには、2006年という文字がありますので……
10年ぶりの復活ですか。


レイ:その通り。
この車両は我々がVRMを始めたきっかけになった車両だから……
数あるVRM用車輌の中でも、特段思い入れの深い車輌。

こうしてまた走らせられるようになって嬉しい限りだ。


ソル:ですねぇ。
この車輌が無かったら、私たちもこうやってVRMの世界にのめりこんだり、
自作車輌を作る為に3Dモデリングを学ぶ事も無かったでしょう。


レイ:まさに人生を変えた車輌、といっても過言では無いな。
所で、だ。ついでだからVRMの自作車輌について、一つ調べてみた事があるので
この機会に公表しよう。




ソル:調べてきた事…ですか。 それはいったい?



レイ:VRM(クラウド)で自作車輌システムが実装されてから今までで、どんなカテゴリの車輌がリリースされてきたのかまとめてみた。
個人のサイトやブログで公開されている物も集計すると切りがないので、
今回はアイマジック社公式掲示板(公式会議室)にUPされている自作車輌のみを対象に集計を行った。






で結果は以下の通り。
今まで公式掲示板でリリースされた自作車輌は37形式。
そのうち、鉄道車輌で無い物(ストラクチャー、便利ツール、鉄道模型関連部品)が合計すると10形式あるから……
純全たる鉄道の自作車輌は、今回リリースされたVSEを含めても27形式、30形式にまだ届いていない。

 
ソル:やってみると分かりますけど自作車輌って、作るのに相当な時間がかかりますからね。
特に、内装まで作りこんだVRM4~5Lvの車輌を作ろうとすると、
余計に手間がかかりますし・・・


レイ:その通り。


レイ:我々が現在作っている山陽電鉄3200系も、少しづつ制作していってはいるが、いつリリースできるか正直見当がつかん。

今年中になんとかいければいいが……
1つの細かい部品を作るのだって、位置取りやサイズ合わせ等で一日分の気力を消耗してしまう
事も珍しくないからな。


そして、この自作車輌のリリース状況を見て、もう一つ気になった事がある。

ソル:気になった事?それは……


 
レイ:花形である特急車輌が、新幹線を入れても2形式しかリリースされていない、という事だ。


レイ:もっとも特急電車(&気動車)という奴は、資料写真を集めるのが難しい部類の車輌だ。
走行距離が長い上、VRM自作車輌を作るのに必要な、同一編成の両側面と屋上の写真を撮るのが
中々難しい。

それ故、皆もおいそれと制作に着手する事ができぬのだろう。
(他にも特急車両によくある曲面が多い車輌等は、モデリングの難易度が高いという理由もあるだろうが)

現に我々もこれまでアイマジック社の公式掲示板に多数の資料写真を投稿してきたが……
特急車両はあまり投稿してこなかったからな。



レイ:ただ、今回の結果を予期していたわけではないが、
特急車輌の資料写真をあまり撮ってこなかったな、という思いは前々からあった。

故に、昨年の北陸遠征(今連載中の旅行記)で特急車両の資料写真をいくつか撮影してきた。

次回の更新では、その特急車輌撮影の様子をレポートする。

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【2016/07/12 20:30 】 | VRM | 有り難いご意見(0)
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