撮れたての写真をお礼に送ってくるとは……
アイマジック社も、ここ最近は随分と資料写真撮影に熱を入れているようだ。
(Topの写真は、アイマジック社のお礼の写真とは何の関係もありません)
レイ:と、言うわけでアイマジック社側からのレスが返ってきた所で、京急1500形(4連)祭り……もとい、京急大師線話の続きだ。
同じ編成が折り返してくるまでの時間が短く、VRM資料写真撮影には好都合な京急大師線であるが……
その撮影は、一筋縄ではいかなかった。
屋上は京急川崎~港町間で撮影したのであるが、これは比較的すんなり撮影できた。
このあたりでは上下列車とも速度を落して運転する為、それ程難しくはなかった。
問題は……
側面の撮影だ。
京急大師線で側面資料を撮影出来そうなポイントは2つ……
上の写真を撮影した、川崎大師駅近くの踏み切り(小島新田より)と……
産業道路駅近くの踏み切り(こちらも小島新田より)だ。
どちらで撮影するにせよ、障害物がどうあがいても被ってしまうが……
アイマジック社は常々、『側面写真は多少構造物が被ってもよしとする』というスタンスで撮影しているようなので、これについては我々としても良しとする。
参考URL(アイマジック社公式ブログ):
http://moebiuslink.com/blog/?p=1166
この二つのポイントで撮影するにあたり、どちらのポイントでも問題が出て、かなりの失敗写真を量産して時間を食ってしまった。
まずは産業道路近くの踏み切り。
見ての通り、上を高速道路が走っており、光線状態は最悪もいい所だ。
晴れの日、ミラーレス一眼とはいえオリンパスの最新鋭機であるO-MD(E-M5)の性能を持ってしても、シャッター速度は1/800出せればよい方。
(レンズが影響しているのかもしれないが)
その上、小島新田へ向かう列車は結構なスピードで突っ込んでくるので、ピントあわせが間に合わない事もしばしばであった。
暗い場所・走行中の鉄道写真を撮影するにしては低めのシャッター速度の為か、画質はパーフェクトとはいえぬが……
それでも極端に見苦しくない程度に撮影出来ているのは、O-MDの為せる技か。
(腕利きの撮り鉄の方からみれば、これでも見るに耐えない代物かもしれないが)
なお、知っている方も多いかもしれぬが、この撮影地はこの辺りの地下化工事が完了すると使用することが出来なくなる。
もし、悪条件を覚悟の上で『ここで撮影しよう』という猛者は、今のうちに出撃する事をお勧めする。
次に、川崎大師近辺の踏み切り。
こちらは青空の下にあるので、晴れてさえいれば光量の問題は無い。
が、こちらは車が被ったり、運が悪いと上下列車が被ったりするなど、なかなかリスキーなポイントである。
(路面電車の撮影でもないのに、車に被られたのはこれがはじめての経験であった)
そして、側面撮影時はピントがなかなか合わずにシャッターチャンスを逃したり、ピントが合う前にシャッターを切り、結果ピンボケ……
という事が結構あった。
撮影時には追尾AFモードでピントを合わせていたのだが、普通の鉄道写真や屋上を撮影する時はこれで失敗する事はまずない。
が、側面だといまいち成功率が良くない。
走行中の鉄道車輌の側面を撮影するのがいかに難しいか、改めて思い知らされた。
と、まあ大師線撮影に関するリポートは以上だ。
今回送付しなかった細部の写真は、また日を改めておこなうつもりだ。
京急1500形(4連)の写真ばかり大量に送りつけて我ながら申し訳なく思うが…… ここまできたら、完璧な資料写真を仕立てたいものだ。
4連だけでもリリースできれば、リアリティにさえこだわらなければ(※)特急や快特で使われている8連や12連も再現可能になるからな。
(※)京急1500形と一口にいっても製造時期によりその姿形は微妙に異なり、多種多様なバリエーションがある。
モーター音も、初期型とVVVF制御車ではまるで異なる。
そしてバリエーションが豊富なのは京急の他形式も同様であり、そのバリエーションの豊富さがアイマジック社を悩ませているそうだ。
(アイマジック社も京急については製品化を検討しているらしく、前々から京急の資料写真を撮影しているようだ
ソースは公式掲示板のこの記事→http://moebiuslink.com/vrm5bbs/viewtopic.php?f=5&t=89&start=160#p1264)
[2回]
PR